こんにちは、けい坊です。
DQウォークのカジノに新たに登場した「そろえてドラぽか」がミニゲームとは思えないほど面白くて、カジノコインが足りなくなるほどにやり込んでいます。
特に「ドラぽか」上級は難易度が極めて高く、完全踏破するには強い助っ人がピックできる運と、ミスなく最適な行動を選択するプレイスキルの両方が求められます。私のこれまでの実績だと、上級に挑戦した回数は30回以上、完全踏破できたのは8回。踏破率は2～3割でしかなく、かなりの難関です。
ただ、試行錯誤を繰り返す過程で攻略法らしきものも見えてきました。今回の記事では、私なりの攻略のポイントを解説してみたいと思います。
助っ人について
攻撃力と威力の相乗効果を狙え
助っ人の持つ能力はだいたい5つのカテゴリに分類できます。
- 攻撃力アップ（攻撃力+○）
- 威力アップ（威力+○%）
- 威力補正（威力×○）
- 連続攻撃（もう一度攻撃できる）
- リソース補充
このうち、「1. 攻撃力アップ」「2. 威力アップ」「3. 威力補正」の3つは相乗効果があります。なぜなら、ダメージ計算式がこれら3つの要素の掛け算になっているからです。
ダメージ計算式を簡略化して示すと上記のような形になります。①攻撃力、②威力、③威力補正の3つの要素の掛け算でダメージが決まります。①～③に対して助っ人の能力である「1. 攻撃力アップ」「2. 威力アップ」「3. 威力補正」がそれぞれ作用するので、まさに相乗効果が発生するという仕組みです。①～③のどれか1つだけを強化するよりも、バランスよく強化したほうがダメージは伸びやすいのです。
攻撃力をどのくらい強化するべきかは狙いの役によって変わります。ストレートやフラッシュのようなカード枚数の多い役の場合は、ベースとなるカードの攻撃力の合計値が高いため、助っ人で攻撃力を強化する必要性はやや薄いです。反対にワンペアやスリーカードのようなカード枚数が少ない役の場合は、助っ人の能力で攻撃力を補強するのがダメージアップのために効果的です。
攻撃力アップのおすすめ助っ人
いずれも蓄積型の助っ人。早めに入手して序盤から攻撃力を蓄積しておきたい。
威力の強化はどんな役を狙う場合であっても重要です。ハイカードやワンペアでは基本威力は100%でしかなく、ストフラでも高々1000%程度なので、助っ人の能力で底上げする必要があります。まずは威力アップ（威力+○%）でベースを高めた上で、そこに威力補正（威力×○）を掛け合わせることで、効果的に威力を強化してきましょう。
威力アップのおすすめ助っ人
ルビス、レグナ、キャプテン・アロンは汎用性が高くどんな構成でも入る強キャラ。ゼアルとジョゼは行動に制約が入るが、小型役狙いの場合は強い。特定の役で威力アップの助っ人の中では、フラッシュ+1000%のライとワンペア+600%のフラメが使いやすい。
威力補正のおすすめ助っ人
最強は女神セレシア。どんな構成でも採用でき、倍率も3倍～6倍まで簡単に伸びる。その他は役や手札の構成が限定されるので、他の助っ人との相性を考慮する必要がある。役限定の助っ人の中では、フラッシュ×3の鞭の英雄、スリーカード×3のブライ、ワンペア×2の槍の英雄が使いやすい。勇者スライムやカジノキングも条件はやや厳しいが、役の自由度はあるので意外と使いやすい。
連続攻撃は飛躍的なダメージアップをもたらす
「4. 連続攻撃」は少し特殊です。連続攻撃は対象のカードの攻撃力が2倍になる効果をもたらすので、その点では「1. 攻撃力アップ」に近い能力です。さらに、他の助っ人の能力などで攻撃時に特殊効果が発生する場合、その効果量も2回分になります。例えば、マーニャ（絵札の攻撃時に威力+300%）とアリーナ（絵札が連続攻撃）を組み合わせると、威力+300%が2回発動するため、1枚の絵札で威力+600%を得られるといった具合です。
このように、攻撃時に特殊効果が発動するタイプの助っ人と、連続攻撃の助っ人をうまく組み合わせると、飛躍的にダメージを増やすことができるのです。他にも、「パワー」「コンボ」「メタル」といった強化を施したカードが連続攻撃した場合はその効果も2回発動するので、連続攻撃の能力を活かすチャンスは意外と多いです。
連続攻撃の助っ人
連続攻撃キャラは4人しかいないので、見かけたら優先的に確保したい。連続攻撃の対象カードが多いほど使いやすいので、★5のアリーナよりもセラフィ、リバーロのほうがむしろ強い。ライアンは発動条件がHP1のとき限定なので、大型役と組み合わせて一撃必殺を狙うのに適している。
攻撃時に効果が発動するタイプのおすすめ助っ人
マーニャとミネアは絵札の攻撃時に発動する能力。アリーナと組み合わせれば爆発的なダメージを叩き出せる。カタオラはカジノゴールド稼ぎにおいて最強で、キャプテン・アロンの威力アップに大きく寄与する。ラーナ、ラシーン、シェントも強力で、スート縛りなのでフラッシュ狙い戦法との相性がよい。
役について
助っ人の能力は役との相性の良し悪しが如実に表れるので、引けた助っ人に合わせて狙う役を変えていくのが基本です。ワンペア・ツーペアのような小型の役を連打する型、ストレートやフラッシュのような中型の役で攻める型、フォーカードやストレートフラッシュのような大型の役で一撃で仕留める型の3パターンが考えられます。
上級ステージのラスボスである究極エビルプリーストのHPは20万です。どのパターンであっても、この20万という数字に届くように逆算して戦略を立てる必要があります。
以下、20万のHPを削り切るための助っ人編成やデッキ構築の戦略について、各パターンごとに考察していきます。
小ダメージ連打型
主にワンペア、ツーペア、スリーカードといった役を狙っていきます。攻撃回数が5回だとすると、1回あたり4万以上のダメージを与えることが目標になります。攻撃力400、威力10000%を目安にするとよいでしょう。
プッチやキュベといった攻撃力が蓄積するタイプの助っ人を使うと、安定的に攻撃力を確保できます。小型役だと基礎攻撃力が低いので、攻撃力を底上げするために1人は攻撃力アップの助っ人を入れるのがよいと思います。
威力に関しても、威力アップ（威力+○%）と威力補正（威力×○）の掛け合わせで底上げしていきます。威力アップ要員としては、3枚以下で成立するワンペアやスリーカード狙いならゼアルが優秀です。また、捨てるをあまり使わなくてもよいのでジョゼも強く使えます。威力補正要員としては女神セレシアが理想ですが、次点でワンペアで威力×2の槍の英雄やスリーカードで威力×3のブライ、スライム系で威力×3の勇者スライムが欲しいところ。捨てるをあまり使わないので小レティスも有力です。
一口に小型役狙いと言っても、ワンペアとスリーカードではダメージに相当な差が出ます。冒頭で1回あたり4万ダメージという数字を出しましたが、ワンペアでは2万ダメージしか出なくてもスリーカードなら8万ダメージが出せるということもあり、そういう状況なら十分に勝てる可能性はあります。与えるダメージをおおまかに計算して、合計で20万ダメージに到達するための成功パターンをシミュレーションしておくことが重要です。
中ダメージ複数回型
主にストレートやフラッシュを狙う戦略ですが、フラッシュ狙いのほうがより実践的です。その理由は役の成立しやすさにあります。単純な役の成立確率で言えばストレートのほうが高いですが、手札を入れ替えながら役を作っていくことを考えるとフラッシュのほうが有利です。例えば、3,5,6,7を含む手札からストレート狙いで4を探しにいったとき、不運にも4が山札の底のほうに集まっているということもよくあります。ストレートではこのような裏目が起きる確率が高いので、フラッシュのほうが安定します。
フラッシュが優れているもうひとつの理由として、カードを裏返す敵の能力に対して頑健であることが挙げられます。ラスボスの究極エビルプリーストは絵札を裏返しにする状態異常を使いますが、手札をスート順に並び替えることで、裏向きのカードのスートはほぼ完全に特定できます。裏向きのカードが含まれていてもフラッシュ狙いにおいては影響が小さいというのは大きなメリットです。
フラッシュ狙いの場合、1回あたり10万以上のダメージを2回当てて倒すのが基本形になります。攻撃力500、威力20000%を目安にするとよいでしょう。助っ人としてはフラッシュの威力を強化できるライ、鞭の英雄を確保できるかどうかが重要になります。また、スートを統一するという特徴から、特定のスートの攻撃時に攻撃力や威力がアップするラーナ、ラシーン、シェントも強く使えます。ラーナ、ラシーン、シェントのいずれかが引けたら、アイテムやモンスターじいさんを活用して山札をそのスートに寄せていくとよいでしょう。
大ダメージ一撃必殺型
ストレートフラッシュやフォーカードで一撃20万以上のダメージを叩き出すことを目指す戦略です。大型の役はベースの攻撃力や威力が高いですし、助っ人やアイテムで強化できる幅も大きいので、計算上20万以上のダメージに到達させることは難しくありません。
問題は、狙った役をどうやって安定して成立させるかということです。そのカギは山札の圧縮にあります。狙いの役と関係ないカードをどんどん「おわかれ」して、必要なカードの密度を高めることで役が成立する確率を高めることができます。究極的には、すべてのカードを引き切れるまで山札の枚数を減らし、狙いの5枚を確実に出せる状況を作ることが理想です。モンスターじいさんが来たら積極的に「おわかれ」していきましょう。ゴールデンクレイモアも一気に5枚「おわかれ」できるので強力です。あやしいきのこも強力で、枚数は2枚ですが選択的に「おわかれ」できるのが便利。王者のクリスタルやエースのクリスタルでも1枚圧縮できます。
この戦略で怖いのはボスが使う状態異常です。特定の役、特定のカードに依存しすぎる戦略なので、状態異常でそれを封じられると一気に崩壊するリスクがあります。例えば、攻撃後に引くカードが裏返しになるアンドレアルや、手札を強制的に捨てさせる攻撃を使うエビルプリースト。こういった手札を破壊してくる中ボスは大敵です。助っ人1人を無効化する攻撃を使うデスピサロも厄介で、一撃必殺の攻撃を繰り出そうとしたそのターンにキーマンを無効化されて詰む、ということも十分考えられます。これらの中ボスはラスボスの究極エビルプリーストほどHPが高くないのが救いなので、一撃必殺級のダメージを狙うのではなく、中ダメージを連打して倒すイメージで進めるのがよいでしょう。
アイテムについて
上級攻略のためにはアイテムを活用することも重要です。助っ人ほど戦略を左右する力はないので軽視されがちですが、うまく使うことで攻略を有利に進めることができます。
アイテムの効能ごとに分類して、役立つものをピックアップして紹介します。
助っ人収集系
入手できる助っ人はランダムなので、助っ人構成が定まっていない序盤で使いたいアイテムです。導きのコンパスは確率が1/2なので敬遠されがちですが、期待値600Gで★4助っ人が入手できると思えば買いです。
ゴールド獲得系
金の延べ棒、銀の延べ棒は確実に儲かるので買い得です。お得意様パスは所持金を増やすというよりは出費を抑えるのが狙いで、運任せではありますが結構期待値は高いです。
手札強化系①
カードの攻撃力をアップさせる系のアイテムで、入手確率は高め。狙いのカードを指定して強化できるメタルキングコイン、経験の珠は使い勝手がよいです。その点、上級経験の珠は少し使いにくい。
手札強化系②
カードを訓練してパワーアップさせるアイテム。一番強力なのはコンボカードとメタルカードで、連続攻撃の助っ人と組み合わせると飛躍的にダメージが伸びます。ワイルドカードはスートがトリガーとなっている助っ人との相性がよいので、これも強力。訓練する対象を選べないのがネックで、どのカードが対象となってもよいような手札状況のときに使いたいです。
手札変化系
スートを変化させられるアイテム。フラッシュ狙いの場合に使いたい。変化後のカードは敵の状態異常の効果を受けないので、裏返しのカードに対して使うと数字がわかるという小技もあります。
山札圧縮系
山札の圧縮が強力なのは前述したとおり。デメリットよりもメリットのほうが大きいので、入手できたらどんどん使いたい。
威力アップ系
1戦限りですが威力アップの効果は大きいです。所持枠が許すならボス戦に備えて温存しておきたい。書に関しては指定の役にしか適用されないので、ツーペアやスリーカードにワンペアの書が適用されることはない点に注意。
アイテム補充系の助っ人も活用したい
戦闘中にアイテムを入手できるトルネコやロザリーも序盤では積極的に使っていきたい助っ人です。ここで入手したアイテムが戦況を変えるということも十分ありますし、使わないアイテムなら換金してもよいです。
加護について
最後に加護についても触れておきます。
上級の初回クリアを目指す段階では物質系の加護が無難な選択肢でしょう。初期1500Gを使って最初のルイーダの酒場で複数の助っ人を雇えるのが大きいです。早い段階から戦略の方向性が固まりやすくので、無駄な助っ人やアイテムにゴールドを消費しなくて済むというメリットがあります。
ドラゴン系の加護も有力な選択肢です。捨てられる回数が1回減る分、HPが高く攻撃回数が1回増えるので実質プラマイゼロ。手札の上限が増えることで役を作りやすくなるのがメリットです。
ダメージ計算シミュレーター
助っ人選びや手札の取捨選択においては、その選択をしたときにどのくらいのダメージが出せるのかを事前にシミュレーションしておくことが非常に重要です。
シミュレーションの際には、筆者作成のダメージ計算シミュレーターをぜひ活用してみてください。手札の情報と助っ人の情報を入力することで精密なダメージを計算することができます。皆さまの攻略の手助けとなれば幸いです。
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