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RTA in Japan 2021冬を見た感想

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年末はRTA in Japan 2021冬を視聴していました。

いずれのRTAもレベルの高いものだったかと思いますが、その中でも私が記憶に残ったRTAを2つ取り上げ、どんなところが印象的だったのかを語ってみようと思います。

スーパーマリオ64目隠しRTA

スーパーマリオ64を目隠しでクリアするというRTAでした。プレイヤーはBubzia氏。

ゲームを目隠しで攻略するというやり込みは古来存在しており、例えばポケモン赤緑を音だけを頼りに目隠しでクリアした人もいました。ゲームの種類やレギュレーション次第では比較的容易に達成できるやり込みだったりもします。ただ、今回披露されたスーパーマリオ64目隠しRTAは、2つの点で一線を画していたと思います。それは以下の2つです。

  • 3Dであること
  • タイム短縮の策を尽くしていること

まず、3Dであること。2Dのゲームと比較すると文字通り次元の違う難易度になります。軸が増えて操作の自由度が大きく上昇していることが主たる理由ですが、もうひとつ、視点が固定されていないということも難易度上昇につながっていると思われます。例えば初代のポケモンやドラクエのような2DのRPGでは上から俯瞰した視点で固定されていますし、マリオブラザーズのような横スクロール型の2Dアクションゲームでは横からの視点で固定されています。しかしスーパーマリオ64は視点が固定されておらず、カメラの角度を操作することができます。カメラの角度が異なっていると、同じ操作をしても異なる方角に進んでしまいます。つまり、「自キャラ(マリオ)の位置」と「カメラの角度」の2つの要素が常に正しい状態に保たれていることが要求されます。「自キャラの位置」だけを気にしていればよい2Dのゲームとは大きく異なる要素です。

そして、タイム短縮の策を尽くしているということ。つまりRTAとしての体裁もしっかりと整っているという意味です。目隠しでクリアするだけであれば、慎重に壁沿いを歩いていくような選択肢もあるところで、果敢にショートカット技を狙っていく。目隠しだけでも十分な魅せプレイなのに、様々なタイム短縮の技を妥協せずに取り入れているところに凄みを感じました。

スーパーマリオワールドRTA

スーパーマリオワールドを全ゴールクリアするというRTAで、4名のプレイヤーでのレース形式となっていました。

プレイングの内容も恐ろしいほどにハイレベルでしたが、私が印象に残ったのは、プレイヤーのうちの1名、oosui氏が自分のライブ映像に心拍数を表示していたことです。

心拍数は常時120以上を計測していたようでした。平時よりも心拍数が高いのは、大会本番の緊張もあったでしょうが、意図して調整している部分もあったのではないかと思います。心拍数が高いということはそれだけ脳に血液が送り込まれているということで、集中力が高まりやすい状態。マリオワールドRTAのように、1フレーム単位での正確性が求められるほどに集中力を要する作業を行う上では、心拍数をある程度高く保つのは必要なことなのかもしれません。とは言えあまりにも心拍数が高いと冷静なプレイングができなくなるので、高くなりすぎるのもよくない。だからこそ、画面に心拍数を表示することによって自分の今の状態を可視化し、理想のコンディションに持っていけるように調整していたということではないかと推察します。心拍数をコントロールすることは実際にトッププロゲーマーも実践しているようです(こちらのときど氏の記事など参照)。

マリオワールドRTAは遊びとしてのRTAの域を超え、世界的な大会が開催されるほどの競技となっており、トッププレイヤー間の熾烈な記録争いはまさにe-sportsといった様相です。単にゲームの技術を磨くだけでなく、大会当日のコンディションを整えるために心拍数を指標として活用している様子からも、e-sportsとしての一端を見たような気がしました。

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DQライバルズを中心に攻略していました。