DQけしケシ

【DQけしケシ】回復系スキルの基本計算式を公開します

投稿日:2022年1月16日 更新日:

最終更新:2022/1/29 ミイホンの回復量について追記

こんにちは、けい坊です。

DQけしケシで貴重な戦力となる回復系スキル持ちのドラけし。その回復量について調査を進め、基本的な計算式はほぼ解明できました。本記事では、その計算式について説明します。

ドラけしのつよさを確認する画面には、「HPを中回復する」とか「こうか25」などと書いてありますが、この表記は実はあまり当てになりません。これも計算式の調査によって明らかになったことです。この点についても解説を加えます。

パーティ編成の一助になれば幸いです。

目次

回復量計算の基礎知識

以前の記事で詳しく説明しましたが、回復系スキルの回復量はスライドさせた先のドラけしのHPに依存します。

そして、回復量とスライド先のHPには、以下のような一次関数の関係式で表すことができます。

(回復量)=(回復力)×(スライド先のHP) + (定数項)

x軸にスライド先のHP、y軸に回復量をとってグラフに表すと、上のサンプルのような直線になります。このとき、計算式中の「回復力」は直線の傾きに相当し、「定数項」はy切片に相当します。

回復力と定数項が大きいほど回復量も大きくなるという関係になっています。

回復力はレアリティによって決まる

回復系スキルの回復量の計算式に含まれる「回復力」と「定数項」は、実はドラけしのレアリティによって決まります。

レアリティ別の計算式を以下に示します。なお、いずれもスキルレベル1の状態の式になります。

【レアリティ★1】例:シーメーダ
(回復量)=0.4 ×(スライド先のHP) + 2

【レアリティ★2】例:ホイミスライム
(回復量)=0.7 ×(スライド先のHP) + 1

【レアリティ★3】例:ピンクモーモン
(回復量)=1.0 ×(スライド先のHP) + 5

【レアリティ★4】例:オークキング
(回復量)=1.3 ×(スライド先のHP) + 10

【レアリティ★5】例:スライムエンペラー
(回復量)=1.3 ×(スライド先のHP) + 10

グラフで表すと以下の通り。

このように、レアリティが高いほど直線の傾きが大きくなります。すなわち、回復力が高くなっているということですね。

定数項の差は微小なので、回復量の差はほぼ回復力の差が反映されます。例えば★4と★1を比較すると、実に回復量は3倍以上もの差が生じます。回復キャラはレアリティが高いものを選ぶことが非常に重要だと言えます。

【2022/1/29追記】規格外のミイホン

2022年1月27日から始まったスライムもりもりドラゴンクエストとのコラボイベントで、新しい回復キャラのミイホンが追加されました。

検証の結果、このミイホンが使うベホイムの回復量は上記とは異なる計算式であることが判明しました。具体的な計算式は下記の通りとなっていました。

【ミイホン】
(回復量)=1.78 ×(スライド先のHP) + 20

※スキルレベル3の場合

ミイホンは初期のスキルレベルが3のため、レベル1時点の計算式は検証不能ですが、既存の★4や★5キャラよりも回復量が大きくなるような設定になっています。

同じスキルレベル3の時点での既存回復キャラの回復量グラフと比較したのが下図です。

現時点では、ミイホンは最大の回復量を出せる唯一のキャラだと言えます。

スキルの名称はただの飾りです

上述の通り、レアリティが同じであれば回復量の計算式は同じになります。回復系スキルには「ベホイミ」「ひかりのはどう」「王女の愛」など色々な名称がありますが、レアリティが同じであればいずれも回復量は同じということです。

逆に、同じ「ベホイミ」であっても、★3のベホイミと★4のベホイミでは回復量が異なるということになります。

スキルレベルを上げると回復力が伸びる

上で掲示した計算式はスキルレベル1の場合のものでした。スキルレベルを上げることによって、回復力(直線の傾き)を伸ばすことが可能です。

レアリティ別に、スキルレベルごとの回復力の数値を示したものが以下の表です(※一部未検証の数値も含みますが、ご了承ください)。

【2022/1/19更新】ミイホンの回復力テーブルを追記しました。

スキルレベル
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5Lv6Lv7
★10.400.580.680.760.810.860.90
★20.700.880.981.061.111.161.20
★31.001.181.281.361.411.461.50
★41.301.481.581.661.711.761.80
★51.301.481.581.661.711.761.80
ミイホン1.781.861.911.962.00

表をよく見ると、各スキルレベル間の回復力の差は、どのレアリティでも同じ値になっています。スキルレベル1のときの回復力はレアリティによって異なりますが、そこからの増加量は共通しているということになります。

一例として、レアリティ★2の回復量をスキルレベル別にグラフ化すると以下の通りです。

スキルレベルが上がるほどに直線の傾きが増加しますが、その増加量はスキルレベルが高くなるにつれて徐々に小さくなります。

一方で、スキルレベルを上げるのに必要なスキルの種の数はスキルレベルが高くなるにつれて増えていきます。スキルレベルが高くなると苦労が増えて効果は薄くなるということを意味しますので、回復キャラに関してはあまり頑張らなくてもよいでしょう。スキルレベル3くらいまで上げておけば十分だと思います。

また、グラフから見て取れるように、★2のキャラはスキルレベル7まで上げても、★4キャラのスキルレベル1の回復力にすら及びません。特に理由がない限りは、★4の回復キャラを持っているなら★2以下の回復キャラを育成する必要はないと言えます。

効果の説明に騙されるな

ここまで説明したことをまとめると、回復系スキルの回復量はスライド先のHPに概ね比例して増加し、その比例係数は回復キャラのレアリティとスキルレベルによって決まる、ということになります。この比例係数のことを、本記事では「回復力」という名前で呼びました。

ドラけしの強さを見る画面を開くと、回復系スキルの効果について説明が書かれています。この説明文が、ここまで解析した結果と一致しているかどうかを検証してみましょう。

★2ホイミスライム vs ★4キングスライム

★2のホイミスライムをスキルレベル7まで育てると、効果は35と表記されています。一方、★4のキングスライムはスキルレベル1だと効果は21と表記されています。

この数字だけ見るとホイミスライムのほうが回復量が大きそうに見えます。しかし、実際の計算式ではホイミスライムの回復力が1.2、キングスライムの回復力が1.3なので、キングスライムのほうが回復量が多いということになります。

見た目の数字に騙されてはいけないという例ですね。

★5スライムエンペラー vs ★4キングスライム

★5のスライムエンペラーのスキルはベホイム。HPを大回復するという説明文で、効果は23と表記されています。一方、★4のキングスライムのスキルはベホイミ。HPを中回復するという説明文で、効果は21と表記されています。

この説明文を見る限りでは、スライムエンペラーのほうが回復量が大きそうに見えます。しかし、実際の計算式ではスライムエンペラー、キングスライムともに回復力は1.3であり、回復量は全く同じです。

見た目の数字だけでなく、説明文にも騙されてはいけないという例です。というか、これは設定ミスの可能性もありそうです。

検証結果

これらの例からわかるように、回復系スキルの説明文の表記はあまり当てになりません。少なくとも、効果の数字には定量的な意味はないと考えて差し支えないでしょう。

それにしても、これはあまりに不親切な仕様です。ユーザーにとってはここの数字はキャラの強さを判断する材料になるのですし、もう少し明朗な情報開示をお願いしたいところです。

にほんブログ村 ゲームブログ ドラクエシリーズへ
にほんブログ村

関連記事&スポンサーリンク


このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/NHN PlayArt/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

-DQけしケシ


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


DQライバルズを中心に攻略していました。