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【DQけしケシ】アークデーモンのイオナズンとベビーサタンのイオラは同じ倍率です

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こんにちは、けい坊です。

DQけしケシのダメージ計算式の調査を開始しました。以前実施した回復量の調査とは異なりダメージ系のスキルは多種多様なので、すべてを明らかにするのは相当難しいと思いますが、手近なところから調査を進めてみたいと思っています。

まず、イオ系呪文のダメージ計算式について調査してみました。今回の記事では、これまでの調査でわかったことについて説明します。

調査の過程で、驚きの事実が判明しました。実はアークデーモン(★5)のイオナズンとベビーサタン(★3)のイオラはダメージ倍率が同じだったのです。この点についても最後に解説します。

目次

基礎知識

まず、DQけしケシのダメージ計算の基本について解説します。

スキルを使わず、敵に隣接するマスで普通に消した場合の攻撃を「通常攻撃」と呼ぶことにします。通常攻撃のダメージは、以下の計算式で求められます。

(ダメージ)=(攻撃力/2 – 守備力/4)× (属性補正率)

※属性補正率:有利…1.2、普通…1.0、不利…0.8

※端数処理の関係で若干誤差が生じます

この通常攻撃の計算式は、ドラクエシリーズに共通の伝統的なダメージ計算式になっています。

攻撃力はドラけしの強さ画面で確認することができますね。守備力は、敵モンスターごとに設定されている隠しパラメータです。基本的には、同一のステージに出現するモンスターはすべて同じ守備力が設定されている模様です。

なお、甲羅を持っているモンスターの場合はさらにダメージが軽減されるような補正が入っているようですが、ここでは割愛します。

イオ系呪文のダメージ計算式

ここからが本題。イオ系呪文のスキルを使った場合のダメージ計算式についてです。

イオ系呪文のスキルを使った場合、上記の通常攻撃のダメージ値に一定の倍率を掛けたダメージになるようです。恐らく、ほかの攻撃系スキルも同様です。ただし、その倍率はスキルによって異なります。

ダメージ調査の結果、イオ系呪文のダメージ計算式については概ね以下の通りでした。

(イオ系呪文ダメージ)=(通常攻撃のダメージ)×4.5 + 5

※スキルレベル1の場合

※端数処理の関係で若干誤差が生じます

通常攻撃の約4.5倍のダメージが出るという計算になります。なお、これはスキルレベル1の場合の計算式で、スキルレベルを上げると倍率も高くなります。スキルレベル2以降の倍率は現在調査中です。

通常攻撃に対する倍率補正でダメージが決まる、というのは個人的にはやや意外な結果でした。というのも、これはイオ系の”呪文”なので、敵の守備力の影響を受けるというのは従来のドラクエの感覚からすると少し違和感があるためです。呪文系スキルであっても敵の守備力が高いとダメージが減る、という点は覚えておくといいでしょう。

ドラけしのレアリティでダメージ倍率が変わるのか

さて、上記の計算式を説明する際に、「イオ系呪文」という書き方をしました。実際には、イオ系呪文にはイオラとイオナズンが存在します。イオラとイオナズンではダメージ倍率はどう違うのでしょうか。

冒頭でも述べましたが、調査したところイオラとイオナズンではダメージ倍率が全く同じでした。いやいやそんなはずはないだろう…と思われるかもしれませんが、事実です。どちらもダメージ倍率は4.5倍で変わりません。

これを証明するために、攻撃力が全く同じ数値のアークデーモン(★5)とベビーサタン(★3)を用意しました。

どちらも攻撃力は37で同じ。ちなみに、アークデーモンのイオナズンは効果23、ベビーサタンのイオラは効果18と表記されていますね。

このアークデーモンとベビーサタンに実際にスキルを使わせてダメージを測定しました。ダメージを食らっていただくのは、どちらの属性にも有利不利のない紫色のゴーストです。ステージ1-14にて実験を行った結果が以下の画像です。

ご覧の通り、1マスあたりのダメージはどちらも74ポイントで全く同じでした。まさか★5のアークデーモンのイオナズンが、★3のベビーサタンのイオラと同じ威力とは…。

なお、推して知るべしですが★4のドラキーマやデスプリーストが使うイオラもダメージ倍率は全く同じでした。こちらも攻撃力を揃えて実測して確かめましたが、割愛します。

イオ系呪文を使えるドラけしは今のところ他にいないので検証できませんが、★2以下がどうなっているのかがとても気になりますね。

けしケシの闇は深い

イオナズンとイオラでダメージ倍率が同じというのはまあいいとしても、効果の説明と全く合っていないというのはいかがなものでしょうか。

アークデーモンの強さを見ると、「すさまじい爆発を起こす呪文で広い範囲に大ダメージを与える こうか23」と表記されています。一方のベビーサタンは、「大きな爆発を起こす呪文で広い範囲に中ダメージを与える こうか18」という表記です。どう見てもアークデーモンのほうが高い威力を出せるように読み取れます。

アークデーモンのほうが攻撃力のステータスが高いですし、レベル上限も高いので、総合的な強さでは確かにアークデーモンのほうが上なのは確かです。また、今回はスキルレベル1しか検証していませんので、もしかするとスキルレベルを上げたら差がつくのかもしれません。そういう意味では説明文の表現が完全に誤りだとは言い切れませんが、誤解を招く表現であるのは疑いないでしょう。

回復系スキル検証の記事でも言いましたが、ユーザーにとっては効果の説明文はキャラの強さを判断する材料になる訳なので、運営にはもっと明朗な情報開示を望みます。

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