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【ライバルズ】闘技場攻略・第10回(カミュ編)

投稿日:2020年6月18日 更新日:

※この記事は、第10弾環境において執筆したものです。

DQライバルズの闘技場攻略、第10回です。今回は、カミュをリーダーに選択した場合の攻略記事になります。

目次

環境使用率

私が実際に第10弾環境の闘技場を回して調査した結果、カミュの使用率は24.5%で、全リーダー中2位の使用率でした。

自分が5勝以上しているとき(=相手もそれに匹敵する勝ち数を挙げているとき)に限定すると、カミュの使用率は37.0%で、こちらは全リーダー中1位でした。

現環境の闘技場では、カミュはかなり使用率の高いリーダーとなっています。特に、勝ち星を多く挙げているデッキに占めるカミュの割合は非常に高いです。

カミュの強み・弱み

カミュの強み

カミュの強みは、細かい打点を出す手段が豊富で、相手のユニットを除去する力が高いことです。1点ダメージを2回出せるテンションスキル、二刀の心得などの低コスト除去特技、追い打ちダメージを出せるスノーベビーなど、便利な除去手段が揃っています。盤面で戦うのが基本となる闘技場では、この除去力は大きなアドバンテージとなります。

また、リソースを補充する能力が高いことも大きな強みです。テンションスキルのシーブズナイフが壊れたときに1ドローできるのがまず大きい。さらに、ぬすっと斬りなどの相手の手札をコピーする効果でもリソースを確保できます。闘技場デッキでは単体で強いカードが多数を占めているため、適当に盗むだけでも使えるカードが来ることが多いです。

闘技場では、1枚で多大なリソースを生み出してくれるヒーローカードを必ずしも使えるとは限りません。このため、終盤になるとリソース不足に陥りやすいのですが、カミュのリソース補充力をもってすれば十分にカバーできます。

こういった特徴から、闘技場ではカミュは圧倒的に有利なリーダーとなっているのが現状です。カードプールが比較的少ないため、安定して強力なデッキが作れることも特筆すべき点です。リーダーに拘らずに勝ち星を稼ぐことが目的なら、リーダー選択の際は迷わずカミュを選択しましょう。それほどに他リーダーとは実力の差があると断言できます。

カミュの弱み

カミュにはあまり弱点が見当たりません。攻守において隙のない試合運びが可能です。

強いて言うなら、盤面外からの攻めに弱いという点でしょうか。細かい打点を出して相手のユニットを処理しながら戦うのがカミュのスタイルなので、盤面外からのバーンダメージや速攻には少し弱いです。また、HPの高いユニットを処理するのもやや苦手なので、エルギオスのような大型ユニットを次々に並べられると対処し切れなくなってしまいます。

デッキ構築方針

除去手段となるカードを大量にピックして、序盤から徹底的に相手のユニットを除去し、盤面を制圧していくのがカミュの強みを活かしたおすすめの戦い方です。

カミュにとって最もコストパフォーマンスの良い除去手段は、テンションスキルのシーブズナイフです。この1ダメージで相手のユニットを除去できるとテンポを稼ぐことができます。そこで、1ダメージで除去ができるように、ダメージの調節をしやすいカードを手札に持っておくことが重要になります。

例えば、相手が2/1のユニットを後列に出し、3/2のユニットを前列に出してブロックしてきたとします。このときに手札に二刀の心得があったとすると、前列の3/2を二刀の心得で倒しつつ、シーブズナイフで後列の2/1を倒すことができます。こういった具合に、除去特技を絡めてシーブズナイフを有効活用できるような動きを狙っていきます。

カミュは細かい打点を出す手段を多く持っているので、場に出すユニットはさほど攻撃力が高くなくても問題ありません。不足する攻撃力は除去特技などで補うことができるためです。ユニットはHPが高めなものを採用するようにして、自分の盤面に長く居座り続けられるように動くのが良いです。

ピックしたいカード

ダメージ系特技カード

ダメージを与える特技カードを多数採用して、除去力を高めていきましょう。

以下の3枚が使いやすくて特におすすめです。

  • 二刀の心得・壱
  • ぬすっと斬り
  • すてみ

二刀の心得・壱は、2コスト2ダメージとコストパフォーマンスはやや微妙ですが、使ったときに1コスト1ダメージの二刀の心得・弐を入手できるため、細かい打点を盤上に振り分けられるのが長所です。相手リーダーにも撃てるので、余ったらバーンダメージ手段としても使えます。闘技場カミュの強さを支えるカードと言っても過言ではありません。何枚でもピックしましょう。

ぬすっと斬りは、3コスト2ダメージとダメージ効率は悪いですが、相手のデッキから1枚コピーしてしかもコストを1下げてくれます。また、こちらも相手リーダーに撃つことができます。リソースを補充しながら除去できることが最大の長所で、こちらも闘技場カミュの強さを支えるカードですので、何枚でもピックしていいでしょう。

すてみは、2コスト3ダメージの特技で、使用したターンに手札を捨てている場合は1ドローもついてきます。2コスト3ダメージだけでも悪くはないので、手札を捨てるカードがなくてもとりあえずピックしておいて問題ありません。二刀の心得、ぬすっと斬りの2枚ほどの強さはありませんが、それでも使いやすい除去特技です。

以下に挙げるのは、上記の3枚よりは優先度は劣りますが、デッキ次第ではピックしておいても良いカード群になります。

  • カイロスハント
  • クロスカッター
  • ヘッドハント
  • 心眼一閃

カイロスハントは、0コストで使える除去特技です。テンポアドバンテージを稼げるのが最大の魅力ですが、手札の消費が早まるのが気になるところです。闘技場の場合、カイロスハントに頼らなくとも十分に相手の盤面を除去できることが多いので、優先度はあまり高くありません。

クロスカッターは、前列中央以外のマスに2ダメージを与える特技です。貴重な範囲除去なので、1枚くらいはピックしておいても良いでしょう。しかしカミュの王道ムーブは、そもそも相手の盤面に多数のユニットが並ぶことを許さないように各個撃破を繰り返すことなので、クロスカッターが刺さる場面は案外少ないかもしれません。

ヘッドハントは、5コスト4ダメージの特技で、この特技でとどめを刺した場合にそのユニットを手札に加えることができます。手札を減らさないという点ではぬすっと斬りに近いカードですが、5コストという重さが少々ネックです。

心眼一閃は、8コスト6ダメージの特技ですが、デッキ外から持ってきたカードの枚数分コストが下がります。ぬすっと斬りや二刀の心得でコストが下がるのが長所で、これらのカードをたくさんピックできているなら、心眼一閃の働きにもかなり期待できます。※2020年6月中は使用禁止カードです

ダメージ系ユニットカード

召喚時にダメージを与えるユニットカードも強力です。除去と展開が同時にできることは闘技場では最重要と言っても良い能力です。

召喚時にダメージを与えるユニットカードは以下の通りです。

  • スノーベビー
  • ベビル
  • ワイバーンドッグ

スノーベビーは、カイロスハントを内蔵した2/2のユニットです。序盤で相手にHP3のユニットを出されたときに、シーブズナイフで1ダメージを与えてからスノーベビーを出して倒すという動きができると大きくテンポアドバンテージを稼げます。2020年6月には強すぎてナーフを受けてしまいましたが、まだまだ使っていけるカードなのは間違いありません。何枚でもピックしましょう。

ベビルは、召喚時に縦一列に1ダメージを与える能力を持っています。この効果自体も強いですが、後攻時は3コストで4/4を出せるというのも衝撃的な強さです。こちらも何枚でもピックしましょう。※2020年6月中は禁止カードです

ワイバーンドッグは、ダメージを受けている敵ユニット全てに3ダメージを与えるという召喚時効果を持っています。7コストと重いので他の特技カードと組み合わせて使うのは少し難しいですが、それでも超強力なユニットです。7/7というスタッツも申し分なく、試合を決定づける力を持っています。

リソース補充ができるカード

ドローソースや相手の手札コピーなどのリソース補充ができるカードが充実しているのもカミュの長所ですから、それらのカードはどんどんピックしましょう。

ドローソースとして使えるのは以下のカードです。

  • あくまのツボ
  • かいぞくウーパー
  • メダルにゃん
  • 立ち塞がるドラゴン

あくまのツボは、即時性はないものの1コスト2/1で1ドローできるという優れものです。かいぞくウーパーは、捨てたときに1ドローという使い方をするのが一般的ですが、普通に出しても3コスト2/3で1ドローなので悪くありません。

メダルにゃん立ち塞がるドラゴンは、2枚ドローしてから2枚捨てるということで手札の枚数は増えないのですが、状況に応じて捨てるカードを選べるので、手札が多いときに出せば手札の充実度が高まります。また、不要なコインを捨てれば実質的に2ドローですので、だいおうイカなどと組み合わせて使うのも有力です。

相手の手札をコピーするカードは以下の通りです。

  • ぬすっと斬り
  • やみのとうぞく
  • 怪盗ポイックリン
  • マヤ

ぬすっと斬りの強さは上述した通り。やみのとうぞくも、リソース補充しつつ攻撃力3というスタッツが魅力的です。怪盗ポイックリンマヤはレジェンドレアではありますがいずれも強力なユニットです。

その他のおすすめカード

強欲なミミックは、攻撃力4以上になれば死亡時にレジェンドレアカード1枚を持ってくる面白い能力です。闘技場ではコイン入手手段は限られるので攻撃力4以上にするのはそう簡単ではありませんが、レジェンドレア入手に固執しすぎることなく出してしまいましょう。HP4で倒されにくいですし、入手したコインはメダルにゃんで捨てるという使い方もあります。

うみうしは、捨てたときに1/2のおおなめくじを出せる能力を持っていますが、普通に出しても2/1と1/2を同時に展開できる優秀なユニットです。出すときは後列上段に置いて、2/1を1/2でブロックするような配置にすると良いでしょう。

デスケルトは、盤面のユニットを手札に戻す能力を持っています。なんとも扱いにくいカードですが、召喚時効果が強力なユニットを多く擁するカミュならば使いこなせます。具体的にはスノーベビーややみのとうぞくを戻して使いましょう。自身も3/6という高いスタッツを持っており、盤面強化に貢献してくれます。

ヘルクラッシャーは、デッキ外から入手したカードの枚数分コストが下がる大型ユニットです。二刀の心得やぬすっと斬りを使った分だけコストが下がるので、闘技場でも大いに暴れてくれるカードです。※2020年6月中は禁止カードです

入るべき扉

全リーダー共通の基本的な考え方については第2回の記事をご参照ください。

カミュが優先して入るべき扉は武器と特技の扉です。優秀な除去特技を大量ピックすることが、闘技場カミュの最も強い戦い方です。二刀の心得やぬすっと斬りはレアリティがノーマルなので集めやすいですし、盗賊のカードプールはまだ少なめ(10弾環境現在)なので、外れの特技を掴む確率も低いです。ただし、武器カードはピックしないほうがいいでしょう。テンションスキルが使いにくくなってしまいます。

ドラゴンの扉も悪くないですね。最強ユニットの一角であるワイバーンドッグを引ける可能性がありますし、りゅうきへいやドラゴンヘビーといったHPの高いユニットで盤面の強さを底上げできます。

立ち回り

マリガン

1~2コストのユニットは必ずキープします。また、除去特技カードもキープしておきます。

序盤~中盤

テンションスキルのシーブズナイフを活用することを意識して動きます。ダメージを与える特技やユニットとシーブズナイフを組み合わせて、効率的に相手のユニットを処理していきます。

相手がテリー、アリーナといったアグロ系のリーダーだったり、トルネコのようにユニットが生命線となるリーダーの場合は、とにかくユニットの除去を徹底的に行います。一方、ミネアやピサロのような終盤に強さを発揮するタイプのリーダーの場合は、この段階から相手リーダーにダメージを与えることを意識し、ユニットの展開を優先すると良いでしょう。

終盤

序盤~中盤で稼いだ盤面のアドバンテージを活かして、相手リーダーのHPをガンガン削っていきます。相手がアグロ系やドロー力に難のあるデッキの場合は、リソース補充力の高さを活かし、引き続き除去を優先して相手の手札が減ったところで一気に攻勢を仕掛けるというプランも有効です。

10勝デッキ例

第10弾環境で私が実際に10勝したときのデッキを紹介します。

カミュ闘技場10勝デッキ例その1

ダメージソースとしてぬすっと斬り4枚とベビル2枚、心眼一閃1枚があって、十分といった格好です。強欲なミミック4枚も強力です。このカードは複数枚ピックできると死亡時効果を発揮しやすくなり、強く使えます。

カミュ闘技場10勝デッキ例その2

こちらはまた別の10勝デッキです。ぬすっと斬りが6枚もあり、そこから心眼一閃ヘルクラッシャーにつなげる動きが強力でした。

カミュ闘技場10勝デッキ例その3

これもまた別の10勝デッキですが、こちらもカイロスハント1枚、スノーベビー3枚、二刀の心得3枚、ぬすっと斬り3枚というようにダメージを出せるカードをふんだんに採用しています。

まとめ

今回は闘技場のカミュについてデッキ構築のポイントを説明しました。

繰り返しになりますが、闘技場のカミュは他リーダーと比べて頭一つ抜けた強さを持っています。盤面掌握力、リソース補充力という闘技場において重要な2つの要素をいずれも高いレベルで保持しており、隙がありません。カードプールの少なさ故にピックの安定感も抜群で、ひいてはプレイングの安定にも寄与しています。

ややリーダー間の格差が大きすぎるのではないかとも思えるので、いずれは調整される可能性もあると思います。また、今後カードプールが広がるにつれてカミュの強さにも陰りが生じていくでしょう。カミュで10勝を狙うなら今が最善です。長期的に全リーダー10勝を目指したいという方、カミュだけは今のうちに10勝してしまうのが得策です。

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