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【ライバルズ】闘技場攻略・第7回(トルネコ編)

投稿日:2020年5月24日 更新日:

※この記事は、第10弾環境において執筆したものです。

DQライバルズの闘技場攻略、第7回です。今回は、トルネコをリーダーに選択した場合の攻略記事になります。

目次

環境使用率

私が実際に第10弾環境の闘技場を回して調査した結果、トルネコの使用率は13.6%で、全リーダー中3位の使用率でした。

自分が5勝以上しているとき(=相手もそれに匹敵する勝ち数を挙げているとき)に限定すると、トルネコの使用率は7.6%で、こちらは全リーダー中4位でした。

現環境の闘技場では、トルネコは平均的な使用率のリーダーとなっています。

トルネコの強み・弱み

トルネコの強み

トルネコの強みは、ユニットを強化する手段が豊富で、有利トレードを行いやすいという点です。闘技場はユニット同士のトレードによる盤面の取り合いが戦いの基本となりますので、この強みはランクマッチよりも相対的に大きな価値を持ちます。

トルネコの弱み

自分の盤面に動けるユニットがいないと、せっかくのユニット強化手段を活かすことができず、相手に主導権を握られてしまうというのが弱点です。

また、ドローソースに乏しく、低コストに寄せてしまうと終盤の手札切れによって敗北することが多いというのも弱点になります。

デッキ構築方針

トルネコは、他のリーダー以上にユニットを盤面に出すことが重要です。MPを無駄にせずに間断なくユニットを出し続ければ、種・木の実を駆使して相手の上を行く試合展開が可能になります。そのため、低コストから高コストまでを満遍なく揃えたそつのないミッドレンジ型のデッキを目指すのが最も望ましいです。

デッキ内のコストの分布としては、2コストの山が最も高く、そこから3コスト4コストとコストが上昇するにつれて次第に山が低くなっていくような形を目指すのが良いでしょう。大事なのは、7コストや8コストの高コストユニットもしっかりとピックするという点です。ドロー力に難のあるトルネコなので、低コストに寄せてしまうと終盤で息切れして敗北につながります

ユニットを強化できるという長所を伸ばすためにも、やはりベースとなるユニットは基本スタッツが高いものをピックしたいところです。トルネコの得意系統であるメタル系ユニットも、種・木の実との相性が良く、盤面に残りやすいため、積極的に活用したいです。

ピックしたいカード

ユニットを強化するカード

ユニット強化はトルネコにとっての基本動作ですが、闘技場では強い動きになりやすいです。特に、ユニットを出しながら他のユニットを強化する動きができると非常に強力です。

ユニット強化ができるカードの中でおすすめのものは以下の通りです。

  • スタミナのたね
  • 覚醒の巻物
  • デンダ
  • マペットマン

スタミナのたねは、ユニット1体に+2/2しつつHPを2回復するという効果です。ランクマッチでも見かける使いやすいカードですが、闘技場ではHP回復の効果も活かしやすく、強力です。後攻の場合は使いにくくなるので、ピックのしすぎには注意です。

覚醒の巻物は、スタッツの上昇に加えてにおうだちと貫通を付与する効果があります。特に貫通付与は価値が高いです。闘技場ではブラバニクイーンを使いにくいため、対戦相手から貫通ケアされないことも多く、刺さりやすいです。同じ理由で超ちからのたねも悪くないカードです。

デンダは、後列召喚時に盤面のユニット全てを+1/1する効果で、盤面が勝っているときほど強く、勝利を決定づけられるカードです。盤面が負けているときでも、前列に召喚することで1/1のデンダの子分を3体出せるため、腐ることがないのが長所です。

マペットマンは、ユニット1体にさくせんを出すという効果です。さくせん9個のうち4個がスタッツ上昇の効果を持っているので、ユニット強化につながる場合が多いです。自身も2/4のスタッツを持っていて、安定した働きが期待できるカードです。

メタルボディを持つカード

メタルボディは3以下のダメージを1にを軽減する能力があり、テリーやゼシカのテンションスキルやピサロナイトの攻撃でも倒されないのが優秀です。優先してスタッツを上昇させることで、序盤の盤面構築を優位に進めることが可能です。

メタルボディを持つカードの中で、おすすめなのは以下の通りです。

  • ぷちメタル
  • ドラゴメタル
  • メタルブラザーズ
  • プラチナキング

ぷちメタルは、メタルスライムと同じ1/2のスタッツを持ちながら、BETによって攻撃力+1と速攻を付与できます。コインが必要なので2ターン目に走ることは難しいですが、倒されにくいため2ターン目に出しておくのには価値があります。ベホイミスライムなどの他の低コストのBETカードがあるとより強く使えます。

ドラゴメタルは、3コストとやや高コストではありますが、HP3が魅力的なユニットです。攻撃力4以上を出されて倒されてしまったときのテンポロスが大きいので、後列配置して相手から取られにくくすると良いです。

メタルブラザーズは、死亡時にメタルスライムを2枚入手できる点が優秀です。ドローソースが不足するトルネコにとっては、このようにリソースを回収できるカードは貴重です。

プラチナキングは、さすがレジェンドレアといった大変強力なカードです。ハードメタルボディは5以下のダメージを1に軽減する能力ですが、ミッドレンジ型になりやすい闘技場デッキでは6以上のダメージを出せるカードは少なく、相手の攻撃をかなりシャットアウトしてくれます。

メタルボディをハードメタルボディに強化してくれるカードとしては他にもてっこうまじんがありますが、こちらはメタル系ユニットを自前で用意しないといけないのが難点です。メタルブラザーズなどを引けているならピックする価値はあります。

多面展開カード

トルネコにとって最も困る状況は、強化する対象のユニットがいなくて種・木の実が腐ってしまうことです。対戦相手にユニットを処理され尽くされることがないようにするためにも、多面展開できるカードは重宝します。

多面展開できるカードは以下のようなものです。

  • つちわらし
  • ベロベロ
  • マーブルン
  • おばけねずみ
  • デンダ

特に強力なのはつちわらしです。1コストユニットなので種・木の実と組み合わせて使用するのも容易です。貫通に弱いという弱点はありますが、第10弾環境の闘技場ではテリーの選択率は極めて低いため、さほど問題にはなりません。

その他のおすすめカード

ケダモンは言わずと知れた強ユニットですが、リーダーが殴って1ダメージ出せるという効果は闘技場ではランクマッチ以上に強力です。レアリティがノーマルのユニットの中で最強と言っても過言ではないので、見かけたら確実にピックすべきです。

シーライオンは、自分のターン終了時にHPが2回復するにおうだちユニットです。素のスタッツは貧弱ですが、種・木の実を投与することで強固な壁となり得ます。後攻時にコストが下がるというのもポイントが高いです。

大風の巻物は、相手のユニット1体を手札に戻しつつ、自分は1枚ドローできるという効果の特技です。除去とドローが不足しがちなトルネコにおいて、その両方を1枚でこなせるというのが強みです。何枚もピックするようなカードではありませんが、1枚あるといざという時に活躍してくれるカードです。

ちからのそろばんは、速攻3/1のあらくれを出せるという点が強力です。速攻ユニットは種・木の実との相性が良く、状況に応じて除去にも相手リーダーへの攻撃にも使えます。

レッドプレデターは、こちらが使った特技の枚数に応じて、相手のユニット1体に特大ダメージを与えつつ出せる大型のにおうだちユニットです。闘技場ではこれを返す手段が少ないので、安着できることも多く、フィニッシャーとしての性能に申し分ありません。できればちんもくのひつじをケアできる配置で出したいところです。

入るべき扉

全リーダー共通の基本的な考え方については第2回の記事をご参照ください。

トルネコにとって重要なのはデッキ内のユニットのコストバランスなので、コスト指定の扉を活用してバランスを整えていくようにします。最も多くしたいのは2コストのユニットで、10枚程度あっても差し支えありませんので、MP2の扉は優先度が高いです。小さな扉大きな扉も柔軟性が高く便利です。ピックしたカードの内容を逐一チェックしながら、1枚1枚選択していきましょう。

コスト指定の扉の中で、MP1の扉は少々微妙です。1コストのユニットにも強いものがありますが、ドローの弱さを考慮すると1コストが多いデッキでは終盤まで戦い抜くことが難しくなります。

立ち回り

マリガン

1~2コストのユニットは必ずキープします。2ターン目の動きを確保できているなら、3コストのユニットもキープしておきます。

序盤~中盤

最大MPを使い切れるように順次ユニットを展開していきます。テンションアップもできるだけ絡めて動きましょう。トルネコのテンションスキルは闘技場での評価が高いので、積極的に使って有利トレードしやすい状況を作ります。

種・木の実の配分を考える上では、相手の盤面のユニットのスタッツに注目するのは当然ですが、相手リーダーが盤面外から何点ダメージを出してくるのかを予想することも大事です。基本的には、相手リーダーのテンションスキルと、レアリティがノーマルやレアの除去カードについて考慮に入れるのが良いでしょう。

テリーやゼシカはテンションスキルで3点出せるので、HPを4以上にするのが基本です。テリーはやいばくだきで2点出せますが、低コストユニットを除去されるよりも高コストユニットを攻撃力-3される方が嫌なので、除去に使われたらむしろラッキーだったと思いましょう。ゼシカはイオ氷おとしなどでいろいろな打点が出せるので完全にケアするのは難しいですが、ある程度割り切って考えます。刺さると痛恨なのが双竜打ちで、3点+1点で2体除去されるようだと致命傷になりますので、それは回避できるように意識すると良いでしょう。

カミュはテンションスキルのシーブズナイフで1点出せますが、二刀の心得ぬすっと斬りで2点、すてみで3点を出すのも得意なので、非常に対策が難しいです。とは言えこれらの特技カードは相応のコストを支払っているので、特技カードを何枚も使って強引に除去してくるようならむしろこちらが得だと思って良いでしょう。カミュにとって最もコストパフォーマンスが良いのがHP1のユニットをシーブズナイフで倒すことなので、HP1のユニットは後列配置して前列に別のユニットでブロックし、リーダーからの攻撃を受けにくい布陣を心がけましょう。

ミネアは太陽のタロット死神のタロットといったレアリティが低めのAOEを撃たれることが闘技場では多いです。種・木の実は満遍なく振り分けるのではなく、ユニット1体に集中的に投与するのが良いでしょう。

ククールはパワースナイプの2点やミラクルソードの3点がよく飛んできますので、HP4がひとつの目安です。1点飛ばす手段は少ないので、HP1の状態で残しておくのも有効です。

アリーナは武術カード:ストレートパンチの1点があります。相手が武術カードを何枚入手したかを把握しておき、ストレートパンチが刺さらないように注意しましょう。

ピサロは毒を与える手段が多いですが、HPを2以上に保っておけば即死を回避できます。また、必殺技の魔剣一閃で3ダメージ出せるので、ハイテンション状態をキープしているなどの不穏な動きが見える場合は警戒が必要です。

終盤

やるべきことは序盤~中盤と同じです。フィニッシャーと呼べるようなカードはあまりないので、地道に有利トレードを繰り返しつつ隙を見て相手リーダーを攻撃、という流れで攻めていきましょう。

10勝デッキ例

第10弾環境で、私が実際に10勝したときのデッキです。

闘技場トルネコ10勝デッキ例

ヒーローカードが3枚もありますが、これは勇気の扉に入ったことによる産物です。実際は、天空の花嫁フローラ以外はほぼ使いませんでした。ヒーローカードのインパクトが強いデッキですが、トルネコの基本動作であるユニット強化の手段をふんだんに取り入れ、基本に忠実に戦えるような構築になっています。

意外にも強かったのがクレイジーボーナスです。元来、力の種で攻撃力を調整できるトルネコならば条件を満たしやすいのですが、今回のデッキでは特に種・木の実の入手手段が豊富だったため、10勝までの間に2回効果を発動させることができました。

まとめ

今回は闘技場のトルネコについてデッキ構築のポイントを説明しました。

トルネコはユニット強化手段が豊富で、ユニット同士のトレード合戦を有利に進められるので、闘技場では強いリーダーです。しかし、ヒーローカードがないとリソース不足に陥りやすいので、デッキ内のユニットのコストバランスを整えて、きれいなミッドレンジ型にしておくことがひとつのポイントになります。

第1回の記事でも触れましたが、レアリティの低いカードにも強いものが多いのがトルネコの長所でもあります。派手さはありませんが、どんな構築になったとしてもそこそこの勝ち数を稼げるのがトルネコというリーダーです。しかし種の配分を考える上では相手の所持カードを予想する必要もあり、上級者向けのリーダーとも言えます。是非とも使いこなして10勝を目指してみてください。

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